個人的にはこれぞガイナックスという作品だと思います。
Amazon primeで配信していたのでつい久しぶりに一気に観てしまいました。
笑いあり涙ありのSF娯楽大作アニメ。
庵野監督のエヴァンゲリオンはもちろんのこと、どれだけ後世のアニメに影響を与えたことか、例えばこれがなければ新海誠の『ほしのこえ』だってなかった可能性だってありますからね。
今回のシンエヴァでの女性キャラへの露骨な描写やエロいカメラ位置などにちょっとどうなのと感じる人もいるのももちろん分からなくもないですが、そもそもこのエヴァンゲリオンという平成初期のガイナックスイズムをひょんな事からこの令和まで連れてきてしまったという特殊なシリーズの総括ということなのでそりゃあやっぱそうなるのです。
やってきた事への積み重ねてきた事への嘘はつけないのですから。
この『トップをねらえ』を観てもらえればエヴァってそういうノリの延長線上にある作品なんだよなと少しだけ感覚のキャッチャーミットが広くなるかもしれません。