全12話鑑賞
10話の怪獣によるショック演出が尖ってて、実質最終回な演出とクオリティだった為に、後につづく11・12話の消化試合な感じで面白さは上がり切らなかった。10話が最高。
ロボットアニメにおいて思春期の子供の悩みとジャンル物をどうやって組み合わせて面白がらせるのかが課題なんだと思うんだよね。例えば2話でバイトのシフトが入っている為にロボの操縦訓練に参加しないまま実践に突入したもんだから操縦が下手でしょうがないってストーリーの持って行き方とか凄く上手い。
怪獣優生思想や怪獣そのものは、何をイメージしているのか、何を表象しているのかピンとこないんすよね。主要人物以外が怪獣をどう見ているのか分からないから、この世界と怪獣のパワーバランスもよく分からない。彼らは軍服着ているしやっぱナチスでいいんすかね。観客があまり肩入れしないようにキャラの思想に重きを置かなかったって事でいいんすかね。
