アロユニ

スター・ウォーズ:バッド・バッチ ファイナル・シーズンのアロユニのレビュー・感想・評価

4.5

「良い面を見過ぎだ」
「だからあなたを助けられた」


"クローン・ウォーズ"のひとつの終焉を見た🥹✨


ファイナル・シーズンとなる本作では、全編に渡りシリアスで暗い話が続く。「M値」とオメガの特性に迫るストーリーは、SWサーガ自体の根幹にも直結していく重要度を秘めていた💡


はみ出し者たちがワーワー言いながらミッションを遂行していく"1話完結モノ"の体裁からは逸脱し、一つの物語を話数かけて進行していくスタイルへと変化。

故に、本シーズンは正直面白さよりも悲しい印象が強かったが、最終話で一気に畳み掛けてきた。クローン達の生き様、しかと見届けた…🥺✨

着地点として満足のいくエンドを迎え、これまたSW本体へ合流していく高揚感を味わえる。


映画作品のみだと見えてこないクローン達のその後。『クローン・ウォーズ』や本作によって、帝国興隆と共にクローン達がいかに辛い境遇に追いやられたのか、その苦難を知ることができた。

過去シリーズからのゲストキャラが随所で盛り上げつつ、クローン・フォース99のミッション完遂と、彼らの安らぎを描き切った姿勢に拍手👏


この締め方は、フィローニの集大成映画となる『マンダロリアン&グローグー』への布石なのかもしれない…🤔✨
アロユニ

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