ディズニー+のドラマシリーズはホワットイフまではあまりピンと来なかった。単体で面白いエピソードはあったけどシリーズとして面白かったか聞かれると微妙という感じ。
クリフハンガーでやるとか、ここのエピソードを希釈して長くするとかしないで、映画用に収めてしまった方がコンパクトで良かったんじゃないか、と思うくらいだった。
要はディズニーの儲け主義に加担したようなシリーズに思えてしまった。
しかしホワット・イフに関してはドラマシリーズという形式がハマったためめちゃくちゃ満足して見れた。
今までMCUを見てきた人ほど、なるほどそうきたか!と思えるようなifばかり。
しかもifだからビターやバッド寄りのエンドだって全然構わない。
個人的にはテイチャラがスターロードになる話で、ティチャラ的には悩みを解決させたハッピーエンドなんだけど、ティチャラが拾われたせいでエゴが直接何も知らない地球人のピーターを訪れる、という宇宙的に見たらバッドエンド一直線になっているのが素晴らしい。
あっちが立てばこっちが立たず、ロキでいう神聖時間軸がMCUだったんだなと再確認。
ストレンジだって自分の手を失わない代わりに最愛の人を失くすし。容赦ねえよこのifは笑
因みにストレンジのエピソードは5月公開のストレンジの続編でかなり関わってきそう。
そういうifの組み立てをした上での、最終編2話はマルチバース自体を認識できるようになったウルトロンを大ボスにするという発明。すげえ!
宇宙は愚かマルチバース含めた全てを破壊しようとするウルトロンなんて誰も敵わないんじゃないかと思っていたら、それを迎え撃つのは⁉︎
な、な、な、なるほどー!と膝を叩きまくる。
しかもその激闘の果て、オチがエンドゲームの意趣返しになっておりニクい!ニクすぎる!
満足しすぎたくらい面白かった。
ifだからこれで終わりにしなくてもいい、MCUが続けば続くほどネタが増えていくので何本でも作れる。ずるいなぁ笑
2シーズンも期待大!