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SPY×FAMILY Season1 第1クールのcorouigleのレビュー・感想・評価

SPY×FAMILY Season1 第1クール(2022年製作のアニメ)
4.0
結婚
幸せ
成功

そういうことを最近考えて悩んでました笑

結婚が幸せを作るのではないと
それは薄々気づいていた

自分が満ち足りていないと感じるとき
ふと自分の考え方が間違っているのだと立ち止まった

本当は幸せの絶頂にいるはずなのに
冷めた自分もいた

私の周りの優れた人格者たちは
教えてくれなかった

結婚は
そして育児はとても大変なものだということを

いや
あえてというか
本人の性格にもよるのだろうが

私はきっと大いに甘やかされて育って
きたので
自分のスキルを上げてくることも怠っていたし
こう言っては何だが
「周りの人に助けてもらう」
ようなスタンスが
いつの間にか自分の標準になってきていた

もっと家事育児はもとより
料理や自己管理に於いて
高い意識を持たなければならなかったのだろう

それはスパイファミリーによってではなく
お付き合い結婚育児
家事生活が怒濤のように始まることで
不眠やストレスと共に味わい向き合い
放り込まれることとなった

相変わらず家事育児のスタイルは変わらないのかも知れないが
私は、上の子の時も
必死で大変で
周りが見えていなかった時代よりも
今の方が見える

下の子のまもなく3歳が近づいてきて
やっと我が家としては安定へのトンネル出口が見えてきた気もする

本当の家族というのは
本当の自分をさらけ出すということだ

それは少なくとも私あるいは相手においてお付き合い時代には見えなかった気もするし
どうしても無意識に相手のよい面にばかり意識が行くようになっていて
自分も好かれたいとか
よく思われたいと
普段出来ないことも出来ていた気がする

スパイファミリーにおける
ロイドフォージャーは
実に典型的なよい男であり
妻ヨルも
娘アーニャもなんとも
魅力的だ

なぜこれが流行っているのか分からないが私は原作漫画(単行本)を読むことによってその魅力がようやく分かった気がする

本作は多層的なのだ

鬼滅と同じなのだ
二刀流大谷さんなのだ

ルパン三世のようなアクション
恋愛
家族
スパイ
殺し
超能力

様々な文化の集結
融合

まだアニメはそこまで
実は見ていないのだが(おい)

第2クールの10/1~、
に向けて
もう少しマイペースに単行本を
進めたいと思う

中々
小さな生きものが
家族にいると
自分の時間
自分の空間を確保するのが難しい

でも最近自分と向き直って
気づけた

私は少なくとも「成功」は求めていない
「幸せ」になりたいと思っているのでもない
他とも比べない

ただ、自分がしたいと思うことをこれからもする
そこに喜びを感じるから

喜びを感じられることが
もしかすると私の中での
しあわせであり
せいこうなのかもしれない

したいことが出来ることに
もっと感謝をしなければならないのだろう

少なくとも私は
以前よりももっと
家庭のことが出来るようになった

これからはもう少しさらに
積極的になりたい

自分が当事者となって家族に尽くす
尽くせるような

子どもにも自ら参画してもらうような
そういう風になって欲しいと
願いながら

様々な新しい文化にこれからも
触れていきたい
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