志麻凛

STEINS;GATEの志麻凛のレビュー・感想・評価

STEINS;GATE(2011年製作のアニメ)
4.3
サメ映画マラソンの途中ですが、こちらの作品を視聴しました。

“面白い”という評判はよく聞いていたが、2クール作品ということで、何となく敬遠していた作品。視聴をいざ開始してみると、世界観に引き込まれて、見ていなかった自分の大脳新皮質をポン酢漬けにしたいです。

内容の前にまず、こういう所が素晴らしい!という点を紹介します。率直に言うと、“秋葉原”という地の描き方が丁寧なことです。メイド喫茶やキャラのグッズか充実している、サブカル文化から電気街としての家電やそのパーツが売っている所まで、幅広く網羅していて良かったです。

他にも、厨二病セリフや2ちゃんねる用語、ネットスラングなどの言葉が、毎話毎話登場したのも良かったです。厨二病セリフは、個人の感性だけど、他2つは意味のわかるものか多くて、毎回笑っていました。至がオタク口調で言うのが、ずるいんだわ。

そんなベースがはっきりしている作品。SF作品として見れば、上位に来るほどのクオリティ。タイムトラベルとタイムリープの定義が、この作品さながらに明瞭に現れていました。上質なタイムサスペンスで、考察しながら視聴するのが非常に楽しかったです。今作は言わゆる、ネタバレ厳禁作品。なので、深堀して感想を書きませんか、これは是非視聴して欲しいです。

花澤香菜さん演じる、まゆしーの『トゥットゥルー』という挨拶が癖になるんだわ。
「俺ガイル」由比ヶ浜の“やっはろー”
「ひぐらし」古手梨花の“にぱー”
に引き続き、つい言葉にしてしまいそうです。

よくよく考えてみると、この時期にドクターペッパーか作中に出ている作品が今作の別にあったのか。もったいぶってないで言うと「神様のメモ帳」です。当時のアニメ好きは、ドクペを1回は飲んでいたのであろう。でも、Steins Gateでは“ペットボトル”、神様のメモ帳では“缶”のドクターペッパーで違うのが良き。しかし、異口同音として言うのが『知的飲料』ということ。私もドクペをこぞって飲んでいるのですか、言い得て妙の味です。これをキッカケに、コストコでドクペ30本セットを買いましたが。

ゼロ(2期)も引き続き視聴します!
志麻凛

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