ヘロヘロ

新世紀エヴァンゲリオンのヘロヘロのレビュー・感想・評価

新世紀エヴァンゲリオン(1995年製作のアニメ)
4.3
記録

シンジほか登場人物の内なる言葉によって構築された「セカイ」と、人と人との繋がりの中で構築される自分の外側との生きづらい「世の中」との関係を、外側=巨大ロボット?(エヴァ)と内側=巨大機械の中に取り込まれた(操縦する)人間という絵で象徴的に描いて見せてくれた、ゆるふわ奇天烈空前絶後超絶怒涛のアニメ作品。
これぞシンにセカイ系。

オープニングでアゲアゲ、エンディングでしっとり、予告の「さーびす、さーびすっ」でさっぱり。この様式美。

最終2話の終わり方も嫌いじゃない。

私にとって、テレビ版の本作は、映画版に比べて「健康的」な不健全作品であるという点において、より愛おしく感じます。

おめでとう🎶