御手洗家、炎上するのmfのネタバレレビュー・内容・結末

90か120分の一本の映画にまとめれば面白い傑作になったかもしれないが、途中ダレる所もあり冗長。ラブストーリーを無くしてサスペンスに振り切った方が見応えはあった印象。


代々病院経営する金持ち一家御手洗家のマダム、サツキに憧れるマキコ。13年前に御手洗家は大火事に見舞わられ、火の不始末と自分を責めたサツキは御手洗と離婚。マキコはその後御手洗と結婚。マキコは憧れのポジションを手に入れ、自らもインフルエンサーとして活躍。全てを手に入れた。
逆に全てを奪われたサツキの二人娘アンズとユズは今の御手洗家を探る。マキコが犯人だと疑うアンズはマキコのメイドを経てマネージャーに。悠々自適な暮らしをしているマキコのSNSが炎上。サツキから物を奪っていたこと、家事のことが暴露される。ハッキングしていたのは記憶喪失で入院しているサツキだった。御手洗家、病院にはパパラッチやガヤが集まる。警察に連行されたマキコだったが、翌日二人息子の長男、キイチが自首。キイチは幼い頃、アンズのヒーローだったが引きこもりになっていた。マキコもしきりにキイチの存在を隠していた。
キイチの自首を聞いたアンズとユズは御手洗家を訪ねる。マキコに真相を問いただしたが、その際部屋に散らかったウィスキーにタバコの火がつき、ボヤに。火を必死に消したのはマキコの次男シンジだった。泣きながらシンジは13年前の火災は自分が犯人だったと自白する。シンジはマキコが盗んだサツキの服を隠れて返しに行く際にカレーの火を素に火事にしてしまったことを自白。しかしシンジは当時14歳以下で刑法には処されず、図々しくも御手洗に頭を下げ、御手洗病院で世話になりたいと懇願。アンズは、マキコに頭を下げキイチと付き合うことに。
全ての真相が明らかにされた。