旧シリーズから25年、再び動き出したツイン･ピークスとクーパーを巡る新たな怪事件を描く全18章。
上手く言語化できないが引力のごとき没入感。
どこまでが現実でどこからが夢なのか、誰が糸を引いているのか。全てが象徴的で正直わけが分からないが、逆に言えば想像の余地がありすぎて底無しの楽しさ。
25年越しに漸く物語のオリジンや根幹が明かされ始めるも、まだまだ謎は残るし加えて更なる謎もぶちまけて幕を閉じるのが｢ツイン･ピークス｣。でもそこが好き。
第16、17章の王道で熱い展開とは打って変わって、第18章で叩きつけられる奈落に落とされたような衝撃のラストにはあんぐり。
1周見て終わりじゃなく、立派な"ピーカー"を目指して何度も見返して理解を深めていきたい所存。
とりあえずはファイナル･ドキュメントも買って読み込むしかなさそうだ…
