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エルム街の悪夢のタキのレビュー・感想・評価

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)
3.8
1980年公開の「13日の金曜日」はジェイソンの造詣等のちに熟成していくのに比べたら「エルム街の悪夢」は1作目からすでに完成形。夢で殺されると現実世界でも殺されるという不可解な異様さをどこからどこまでが現実なのかわからない夢の入れ子構造でうまく表現している。このふたりの殺人鬼は社会への復讐という誰にでも降りかかる恐怖を与える点で似て、1作目でその出自を詳しく描かれていないからこそ二次創作的なムーブメントが起こったのかなと思う。
そして見所はこれだけではない。ジョニー・デップはなんとこれが映画デビュー作。可愛すぎる!正直ハナシが頭に入ってこない!!ナンシーとフレディとの直接対決では役に立たない主役の彼氏ながら夢からの脱出のヒントをナンシーに教えていたという重要な役。本人まったくオーディションに乗り気じゃないのを監督の娘さんがゲキ推ししたらしいグッジョブ

ジョニー・デップ、『エルム街の悪夢』ウェス・クレイヴン監督を追悼「ウェスは本当に勇敢だった」 https://realsound.jp/movie/2015/09/post-180.html
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