新宿歌舞伎町で様々に起こる悲惨なエピソードと宇宙人探しのエピソードがアンバランスなのは狙いなのかどうなのか。
マリコとMASAYAの出会いをやけに丁寧に描いてたけど、その後どういう経緯でマリコがカール>>続きを読む
マカロニウェスタン以降から語られることの多かったモリコーネの音楽人生の初めから終わりまでを網羅した本人インタビューたっぷりのドキュメンタリー映画。
さぞかしこだわりの強い気難しい人かと思いきや「もし1>>続きを読む
台湾版の原作を見てからの鑑賞。
男女逆転のせいかこっちの方が断然見やすい。麗華にとっては初恋だったんだろうけど、それ以上に両親を亡くして悲嘆に暮れるあの頃の自分を元気づけてくれたハジメへの感謝の気持ち>>続きを読む
「君の名は」「天気の子」と並んで本作を入れて3部作というならエンターテイメントとして1番面白かったし、1番心に響いた。
実際にあった東北の震災を物語に落とし込む作業は一部不謹慎だと思う方もいるかもしれ>>続きを読む
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孤独死をした人の葬儀をとりおこなう民生課のジョン・メイの物語だが、それはさながら彼自身の終活について考えているようでもあった。対象者の遺品を整理し、親族友人を探し、宗教も調べ、葬儀で流す曲も選ぶ。過去>>続きを読む
江戸時代後期の小石川養生所を舞台に病んだ貧しい町民とそこで懸命に働く医師の交流を描く。タイトルロールの赤ひげ(三船敏郎)はそれほど出番は多くなく、主役は実質長崎帰りの蘭学医、保本という若い医師(加山雄>>続きを読む
WOWOWのドラマ版を視聴済みなのでそれほど期待せずに見たら意外と面白かった。なんとストーリーが違っている。
シャイロックの子供たち公式
https://movies.shochiku.co.jp/>>続きを読む
ストーリーにドラマチックな起伏がないのでぼんやり見てるとつまらない映画だったという感想になるかもしれない。それこそタイトルのように「目を澄ませて」見ないとケイコの感情の揺れは見えてはこない。セリフは少>>続きを読む
「英国紳士」の生き様を見る。ゆえに黒澤明の「生きる」の渡邊課長(息子想いだがコミュニケーション不足で口下手ないわゆる昭和の頑固オヤジ)とはまったくの別人と言っていい。
英国紳士にもなるとすべて自分の中>>続きを読む
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実在の人物かと思ってた。
それぐらい全方位完璧な作り込みで、架空の人物と知った今でもちょっと信じられない気持ちでいる。
監督がどうしても主役をケイト・ブランシェットでと熱望した意味を考えている。これを>>続きを読む
赤い壁面のバレエ学校、やたらオシャレなアパートの壁紙、アートな孔雀の置物とか模様や色彩のインパクトがスゴイ。劇伴も民族音楽の楽器を使っていて印象的だった。
ストーリーはフランク医師が語ったバレエ学校の>>続きを読む
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仲間のルーベンを騙したラスベガスのホテル王バンク(アル・パチーノ)を破滅させるというシンプルなストーリーラインに各人の活躍もキチンと描かれていてさらに1作目の敵役カジノオーナー、テリー・ベネディクト(>>続きを読む
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この話はファンタジーラブコメ脳で見なくてはなかなかキツイものがある。意識の無い状態で1日連れ回され、枕元で朝までキスするかどうか逡巡されてはキモすぎる。「このままでは変態になってしまう」というグアタイ>>続きを読む
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満州国をめぐる中国と日本の歴史をざっとでも理解してから見た方がいいと思ってあらすじを読んでたら周乙(ジョウ・イー)がモグラだとすでに書いており…。そこが物語の大事な部分ではないのは分かるとしても、まさ>>続きを読む
美しいもののイメージ映像を延々と見ているようでこのストーリーから何を伝えたいのかさっぱりわからなかった(伊藤監督は坂口健太郎がお気に入りで特に手が好きそう。撮ってる本人はすごく楽しんでるんだろうなとい>>続きを読む
前作のターゲットカジノ王ベネディクトに何故か居場所がバレて盗んだお金を利子つけて返せ、さもなくば殺すと脅された11人が再び集結しアムステルダム、ローマと場所を変えなんとか金を用立てようと奮闘するが…と>>続きを読む
映画は原作の3巻ぐらいまでかな。まだまだ先が長いので(全31巻)スコアはつけづらいけど、ストーリーは間違いなしの面白さだし、キャラクターもけっこうハマってて楽しめた。中でも玉木宏の鶴見中尉が度肝を抜く>>続きを読む
ベネデッタの誰にも支配されない強さは先の「ELLE」の主人公ミシェルと同じタイプだなぁと思った。ベネデッタは聖痕が現れたことで異例の出世(修道院長)を果たしたが、同性愛を告発されたことで失脚し、人生の>>続きを読む
「だんなデスノート」は実際にサイトがあり書籍化もしてるとのことで、どんなもんかなーと気軽な気持ちで訪問したらあまりに凄すぎて絶句した。
https://danna-shine.com/
慎吾ちゃん>>続きを読む
本作はポストクレジットシーンあり。エンドクレジットが流れても帰らないで!とだけ冒頭に書いておく。きっとアナタは見逃すと後悔する。
(これよりあとはネタバレしています)
本作で綾野剛という>>続きを読む
最近リメイク版がイギリスで作られて原作のこちらを見よう見ようと思いつつ、いいタイミングでWOWOWで放送があったのに見逃してしまいガッカリしていたら珍しくNHK地上波で放送があったありがとうNHK!!>>続きを読む
エスター役の子、おそるべき存在感とゴシックロマンス的な雰囲気が漂っていてよく似合っていた。でもこんな役をやるとあとのキャリアが大変になっちゃう気がする。ストーリーや演出はコワイというよりハラハラしたり>>続きを読む
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ニックファッキーーーーーンケイジ最高ッス!!!
コレ全オタクが咽び泣くヤツやないですか
ニコケイが近年あほほどでているB級映画を入れ子構造のファンムービーに見立てるとは監督、天才すぎる(ナイフ投げには>>続きを読む
子供の目にはワンダーランドに見えるだろうし大人の目にはある種のいかがわしさをも感じさせる湯屋の造形には飽きることがない。じっくり見てもまだ目が足りない感じがする。
監督によると千尋が油屋に迷い込んだの>>続きを読む
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自分を甘やかしてくれる人間(彼女や友人や母親)にはとことん甘え、先輩にはへつらい、後輩には見栄を張る。膝を突き合わせて話すことを避けて都合が悪くなると一目散に逃げ出す。大なり小なりみんなどこかに裕一的>>続きを読む
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バス事故による生活の激変、独居老人の自殺、管理会社の老人の追い出しなどけっこう重めの内容ながら人情コメディで展開していくのでかなり見やすい。
トム・ハンクスがすごく上手い。偏屈ジジイの心が次第にほぐれ>>続きを読む
Winnyの知識はほとんどなく開発者が誰かも知らなかった。今でこそスマホでパソコンに近いことはすべてできるが、あの頃ワタシの携帯電話はガラケーだったのだ。
サラッと事件の顛末を予習してから臨んだ。最終>>続きを読む
スーパーマリオは1985年生まれらしい。38年の月日が経ってももちろん現役。そんな彼らを知る世代はかなり広いんじゃないかと思う。かく言う私も若い時分に楽しくゲームをした頃もあり次々とでてくるキャラクタ>>続きを読む
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シーズン1では大学病院からやってきた五島健助が医師不信の島民の信頼を得るまで。シーズン2ではコトー先生が大切な人となった彩佳の乳がんにどう向き合うかを描いた。それから約20年の月日が流れ、今回はコトー>>続きを読む
メグレ警視シリーズはまったく通ってこなかった。これが初メグレになるがもはや最晩年の趣。しかし捜査の端々にこれまで彼の歩みを思わせるシーンがあり、被害者を含め彼が若い娘を見つめる眼差しは在りし日のわが娘>>続きを読む
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頭がおかしいと思われたくなくて笑顔を作る。動きのない笑顔に相手は恐怖を覚えて避けられ、ますます孤立する。笑顔をこんな風に使ってホラー映画を作る発想の面白さに唸る。自殺の連鎖を生む「何か」はローズの母親>>続きを読む
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前作の編集担当が本作の監督とのことで、その面白さを踏襲し、アメリカ国内を飛び出しバージョンアップして帰ってきた。
前作はPC検索と行動力の二刀使いのおじさんが行方不明の娘を取り戻すために奔走する話だっ>>続きを読む
恋愛ドラマが嫌いではないけど、好んで見ない勢にとって日常みたいな感覚を覚える映画だった。浮気した妻への気持ちが嫉妬に向かわないからといって冷たい人間だと私は思わない。中年の夫婦が若いカップルや夫婦と同>>続きを読む
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ドラマ版から2年後、坂間千鶴は他職種研修で岡山県の日尾美町で弁護士をしているが平和すぎる町でなかなか思ったような活動ができていない。そんな時に老女の交通事故を担当することになる。一方の入間みちおは熊本>>続きを読む
スピルバーグの半生を描いた映画かと思いきや彼がプロの現場で監督と呼ばれるずっと以前のお話。
父親は優秀なエンジニアでステップアップのために家族を連れて2度引っ越しをするのだが、2度目の引っ越しではユダ>>続きを読む
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飛行機内でのバイオテロはコロナ禍を経験した身にはなかなか刺さる設定だが、主人公に陰湿に絡む強烈な登場シーンから考えると犯人が割とあっさり死んでしまって拍子抜けだった。パイロット、客室乗務員、乗客全員が>>続きを読む