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恋は光のYuのレビュー・感想・評価

恋は光(2022年製作の映画)
4.0
“恋とは、誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものである”

原作未読。恋を文学的?哲学的?に解いていく内容で、観た人と話したくなるような素敵な作品。個人的に恋は、ときめき/直感みたいな本能的な気持ちの揺らぎだと思ってたけど、さらに深掘りしていくと色々と考えさせられる。恋にも色んなベクトルがあって、感じ方は人それぞれだと思うと頷きながら鑑賞してた。その上で、やっぱ互いの時間や感情を共有することで安心とか落ち着き、心地よさに繋がっていく気がする(これが愛だと思ってます)。「恋の定義」、長い人生を通して自分の中で咀嚼し答えを見つけていきたい。

登場人物とキャストがピッタリだなと思いました。キャストの魅力を引き出す小林監督の手腕に拍手です。公開当時、面白そうと思いながらも題材に気圧されて1人で観に行く勇気のなかった臆病者ですが、今更ながら後悔してます泣。
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