冒頭、馬場ふみかのジュースプレイ。プレイなの?こんなんで心掴まれるとは。
主人公の西条くんを神尾楓珠。恋の光が見える。この設定にそそられて観てみました。
東雲さん、北代さん、宿木南さん、と東西南北揃い踏み。恋についてああでもないこうでもないとやりながら、この4人の恋模様が素敵に絡んできます。
ビジュアルがグッド。その光が発する瞬間の画は、人が心動いたときってこんな感じ?、って想像通りで観てるこっちも心ときめきます。
オクテな3人に対し、百戦錬磨感を前面に押し出してくる馬場ふみか。大方の(どこの?)予想通り、僕はこの宿木さんがイチバンお気に入りになってしまいました。
もうこの話やめない?だって。好きなら好きでいいじゃんよ、ってそれを言っちゃあおしめえよ。
それをああだこうだやるのが楽しいんです。でも好きです。こういう女子に引っかかって捨てられ絶望したい。
恋を定義づけしてくことで自分たちの複雑な気持ちに少しずつ気づき、進むべき道を決めていくとっても素敵なお話。もうね、この映画自体が光を放ってました。
西野七瀬がすごく良かったです。
あくまでも幼馴染、目の前で繰り広げられる西条くんと東雲さんのやり取りに対して、外側にいるスタンスをとりつつも心ザワついてる感じがメチャクチャ伝わってきました。目の演技。
そしてピエロ役馬場ふみかの乱入は結果的に良かった。一度グチャっとなって四角くなったからそれぞれの道が見えたとも言える。
さらに、恋の定義なんてややもするとバカらしく感じてしまうものを、馬場ふみかのツッコミでうまくバランスがとれたんじゃあないかと。
このロケ地行ってみたいです。倉敷駅、って岡山県かな。素敵な所でした。
聖地巡礼ってほど大袈裟ではありませんが、あの大学とかあのフージュの住んでるアパートとかあのバスに乗ってちょっと遠い東雲さんの家とか。
願わくばバスで東雲さんの家に行って、西野七瀬と馬場ふみかと平祐奈のパジャマパーティに参加したいです。