巨匠・小津安二郎監督が子供の視点から大人を描く笑いと風刺にあふれたサイレント映画。
この『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』が制作された前年の1931年は、五所平之助監督『マダムと女房』が日本初…
郊外の一軒家に引っ越してきたサラリーマン一家の小学生の息子二人の新しい土地での様子を描く映画。前半は、同じ小学校の子どもたちと喧嘩したりして地元に慣れてゆく様子を、後半は、父親の職業をめぐってのやり…
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2024年1本目の映画。
はじめてサイレント映画を見た。音がない制限された状況で映画として成立していて驚いた。小津監督の初期作品とのことだが、すでに社会の切り取りやそれをどう映すかということが明確…
小津のサイレント期の作品は初鑑賞。
…にしても、サラリーマンの構造を子どもの視点から辛辣に笑い飛ばす、こんなものを100年も前に作っていたのか…という驚き。
そして、無声映画にも関わらずちゃんと観ら…
最近、4Kで、かかる機会があるようです。
2度目。サイレントということで期待せず見てて度肝抜かれたことを思い出した。
なぜ、度肝抜かれたのかを考えながら見ていた。
そう。その主題。対立。浮か…