キネマクロラ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのキネマクロラのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

全力投球のおバカ映画は嫌いじゃない。
けど、この映画、もう少し尺を切り詰めておけばおバカ映画のままでいられたのに。。。下手に2時間以上かけてそれ以上の思想を織り込んでしまうから、うっかりアカデミー賞をとってしまったりするのだ。惜しい。(まぁ、この映画がアカデミー賞とってるのは近隣のマルチバースを見渡してもこの宇宙ぐらいだろうけど)

個人的にはミシェル姐さんの功夫が堪能できたので満足。ピクサーとマーベル(つまりはディズニー)に対する弄り方がかなりあからさまで大丈夫なのかと心配になる。😅
感情ラインとカットさえ上手く繋がっていれば話や場面がバラバラでも編集しだいで映画として成立してしまう、ということを大々的に証明してしまったのは功罪ありそう。🙄