エヴリンがADHDであるという設定を鑑賞後に監督のインタビューで知り、今すごく彼女の人生の失敗や、それらの生きづらさに納得がいきエヴリンの人物像がしっかりと形になったところです。
おかげで最後にエヴリンが出した答えと、ラストの風景がより深いものに感じる事が出来ました。
彼女の選んだささやかな選択が上手く回り出し、なんて事ない日常になっていく。それをどう受け取るかは、当事者本人たちで決める事なのだと思います。
もちろん、前情報なしでもSFカンフーアクションと名作のオマージュにくすりとしたり、ユニークな衣装だったりと映像として十分楽しめると思います。
少々下ネタもあるので、下ネタが苦手な方は遠慮しておいた方がいいかもしれません。
パプリカ(今敏監督作)に影響を受けたとも後に知って、なるほど確かに。と思いました。
いや、しかし最初の説明なしの不可解な行動はシンプルに怖かったです笑
ウェストポーチでカンフーするシーンが1番好き