このレビューはネタバレを含みます
3.11を含む震災をテーマにした作品。
震災を実際に体感された方にとっては、観るとさらに心痛むかもしれないし、観るのが辛いかもしれない。
幼かったすずめが、3.11の現実を受け入れるにはとても辛かった事と思う。
緊急地震速報とかリアルに描かれていて、観ていて心が痛む辛いシーンもあったけれど、
辛いシーンばかりではなくて、
心がほっこりするシーンもあって、バランス良く描かれていたと思う。
白猫のダイジン、悪役だと思っていたけど、優しいやつだったんだなぁ。
ダイジンの最期のシーン、観てて辛かった。
戸締まりをする時、その土地に生きていた人々の事を想って戸締まりするところ、素晴らしい設定だなあと思った。