ケイコ 目を澄ませてのYUKAのネタバレレビュー・内容・結末

ミットを打つシーンは息を飲むほど美しかった。
会長がケイコに次の試合休むか聞くシーンで、言葉で会話し、またケイコにも言葉を使うよう促したところは、ケイコを特別な存在ではなく、一人の人間として真剣に向き合っている様子が伝わってよかった。

耳が聞こえない状態で恐怖に立ち向かうっていうのは計り知れない勇気がいる。
母親がボクシングをもう辞めろというのは、親としての気持ちも分かりつつ、ケイコのアイデンティティを奪い取る嫌な提案だし、更に親はそれに気付いていなそうでより嫌だった。