ものすごく気持ちが悪かった。
すさまじい。近年一、忘れたくても画面が強すぎて克明に思い出せるレベルで目に焼きついてしまった。
すごい、居心地の悪い嫌な気持ちと
側頭部を一撃されたようなショック。
いや、嫌な作品だ。褒めてます。
デンマークの家族とオランダの家族。
イタリアのバカンスで出会い、オランダに週末遊びに行く。
少しずつ出力の上がるオランダ夫婦パトリックとカリンの嫌な感じ。息子喋れない時点でお察し。
デンマーク妻ルイーゼは乗り気ではなかったのに、抑圧されてる夫ピュアンは乗ってしまった。2人は常に配慮した薄い笑顔を浮かべていて、決定的な場面まで逃げきれない。娘のウサギのぬいぐるみは家族の運命を握ってた。
ビュアンが爆発するシーンがあるけど、日常に膿んでたんだね。
車越しのフロントガラスがぼやけた道路のショットが不安。
弦がうなる音楽は最高にやばい感じを煽ってきた。
目を背けたくなるシーン確実にあります。
歯磨きの音がこんなに怖かったのは人生初です。
よく知らない人の家には行っちゃダメ。