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だって私は女なのののんchanのレビュー・感想・評価

だって私は女なの(2021年製作の映画)
3.7
ポーランド映画『忘れられし愛』の主人公レシュク・リホタが良かったので、出演作の中からジャケ写のインパクトでチョイス❣️

1960年代の初め、ポーランド🇵🇱で実在の絶大な人気のスター女優カリーナ・イェドルシクの実話。
一部ミュージカルを挟み込み、歌あり踊りあり(ミュージカル苦手でも問題なく楽しめるはず)バックに流れるグルーブ感のあるJazzも良い感じ🎵

オープニングからポップでカラフルな雰囲気のまま導入されると、そこは60's衣装、小物、家具、全てのファッションが超キュート💕メイク💄(口紅はフランス産が人気)も楽しめます✨

当時の世の中は男尊女卑。しかしカリーナ(マリア・デブスカ)にはナチュラルな考え方の小説家の夫(レシュク・リホタ)がいて、なんと驚くことに夫公認の若い愛人と3人暮らし😲

カリーナはポーランドのマリリン・モンローのような立ち位置。色気だけじゃなくカリスマ性を持ち合わせている。しっかり自分を持ちつつも自由奔放な女。そんなカリーナの舞台裏のプライベートを暴露しているお話です。

ある日、国営テレビ局の制作部長に異動があり、顔を見せた男は若い頃カリーナとは同じ劇団仲間で関係を持っていた男だった。再会し関係を迫られるカリーナだが、しっかり拒否する。上司の要求を断ったことでその途端から出演予定を全てキャンセルされてしまい仕事を失ってしまう。

当時のポーランドのTV業界事情(時代や国を問わず同じ)を曝けつつ、色彩豊かでレトロな雰囲気に、マリア・デブスカは歌も上手く、皆んなで踊る軽快なダンスも愉快。なんだかんだと楽しめました😊
終わり方がイカしてて良かった✨🎵💕
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