こんなこと言っちゃ悪いけど、笑っちゃった。
バイオテロものということで、機内にウィルスが撒かれるまでの過程、テロが起きているのだと分かってからの緊迫感、飛行機が操縦不能に陥るシーンは申し分ない。前半は文句なしに面白かった。
が、後半は...
アメリカが着陸を拒否するのは想定内として、日本政府があんなに機敏に対応したり、航空自衛隊が民間機に威嚇射撃をしたり...えっと、日本がそんなこと出来る訳ないですやん。そこに首を傾けてからというもの、ツッコミどころのオンパレード。
韓国国内で起きる着陸反対デモ、それに対抗した着陸賛成デモってなんじゃそりゃ！？そんな短時間であれだけの人数がプラカード作ってデモ出来る訳ないだろ。
さらにその中継映像を飛行機内でみた乗客たちは結束して「地上の人に病気をうつしたくたくない。着陸するのをやめよう。」とあっさり結束。え？めっちゃ全員勇者ですやん。この辺りのあり得なさで興醒め。
最後のとどめは、何故かパイロットと管制塔のやり取りが全国ニュースにリアルタイム生中継。パイロットが韓国国民に向けて臭いお別れの言葉を贈るシーンはもう笑いどころだとしか受け止められなかった。
流石にここまで安っぽいトンデモ展開で感動してくださいってのは無理がある。
