このレビューはネタバレを含みます
飛行機内で毒物をばら撒くテロが発生。空飛ぶキャリアーとなった飛行機に非常宣言が出される。「偶然乗り合わせた元パイロットの奮闘」や「妻が飛行機に乗っているベテラン刑事による捜査」、「飛行機に対応する政治家」などを描いたパンデミック・パニック作品。
毒物が粉状のため、空中へ塵のようにきらめく描写が美しくて恐ろしい。
「深い遺憾の意を評し」は外国人から見ても弄り代だと思われているのは笑えないけど笑ってしまった。
「バイオテロ飛行機への正しい対応」が結局示されなかったのは韓国映画らしいともいえる、後味の悪さも含め。
これが90年代ハリウッド映画だったらお涙頂戴にするところだろう。