S510

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)のS510のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作の映画に比べ原作寄りの内容で、現代の雰囲気も上手く取り入れられていて、香が令和で生きていて元気に動いて喋っている感動だけがあった前回の映画より断然良かった。
予告も見る機会がなく、内容を全く知らずに鑑賞したので、冒頭がキャッツ・アイで始まるのに驚きつつも前作同様に活躍が嬉しかったし、ルパンと次元登場は想像もしてなかった。香だけに言及していたということは、香がルパンの方に出たことがあったのだろうか。

敵キャラ2人が可愛くて魅力があったので呆気ない死に様は残念だったし、何よりアンジーとの絡みは彼らの方が濃い印象で、獠があまり活躍していないように感じたのは残念だった。
間延びするテンポの悪さや、アンジーの件が全部原作のソニアやミック等でやったやつ!と、どこかで見たような内容にしかできないのは仕方ないとは思うもののもう少し頑張ってくれとは思う。というかこの後でミックが登場する流れなのだろうか。

最終章始動、ということはアニメ化されていない原作のエピソードを映画化するのだろうかと楽しみでもあるのだが、アニメと原作ではかなり剥離があるので、どう纏めていくのかが気になる。
映画の時間軸がアニメと原作においてどこに置かれているのかが不明なのだが、パンフレットを読めば設定が分かるのだろうか。アニメで海原周りがどうなっていたか全く覚えていないので、決着の仕方がとても楽しみ。

不自然かつ声優業が上手くもないゲストキャラは心底不快で不要だった。
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