「だんなデスノート」は実際にサイトがあり書籍化もしてるとのことで、どんなもんかなーと気軽な気持ちで訪問したらあまりに凄すぎて絶句した。
https://danna-shine.com/
慎吾ちゃんとゆきのちゃんの醸し出すふんわりとした優しい雰囲気とだんなデスノートの落差が凄くて、耳がキーンとなっている。てっきりダンナのアホな行為をみんなで陰で嘲り笑いものにするというレベルのものを想像していた。蓑山さんもなんでこれを既婚男性と結婚間近の男性にみせるのか。これはぜったい見せたらアカンやつ。
でもこの物語の主人公日和からそれほどダンナへの憎しみを感じることはできなかった。流産をした時にダンナが無関心のように見えたというのが考えられる最大の理由だけど、それであれほどの毒コミュニティでトップクラスの共感を得られるエピソードが書き続けられるものか。逆にスゴイ文才だ。
日和は夫婦の(従来の)役割に囚われていたとも言ってたけど、家事の件は最初に言ってしまった手前というのがあるだろうけどその役割と流産の一件の話し合いがうまくできなかったというのがどうにもつながらない。それは役割ではなくて性格の問題なのでは…？
あと、メンフクロウを飼うのはなかなかハードルが高そう。いつも止まり木にいたけど、飛んだりもするだろうし。部屋の中で放し飼いってこと？？？そもそもなぜメンフクロウなのか。インドや英国では「screech owl(金切り声のフクロウ)」と呼ばれてるそうで、鳴き声が笑い声みたいに聞こえるってことだろうか。猫とか犬ならまだしもフクロウだと急に生活感ない感じがしてふたりがフクロウを飼う意味がなんだったのか教えてほしかった。
