なつを

ジェントルマンのなつをのレビュー・感想・評価

ジェントルマン(2021年製作の映画)
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ひょんなことから事件に巻き込まれ、誘拐犯の疑いをかけられた興信所の探偵。現場に居合わせた検事と間違われた彼は、濡れ衣を晴らすためにそのまま検事になりすます。興信所に所属する癖の強い仲間たちに加え、同じく事件を追う凄腕の女性検事と共に、事件の真相に挑む!

ハードボイルドな雰囲気を醸す、検事×偽検事バディ&チームのクライムサスペンス。
コメディ色を出しつつ、実態の見えない敵を追うノワールな雰囲気が色濃くなっていき、中盤からラストにかけての怒涛の展開にアッと驚かされる。
クライム映画やどんでん返し系としての、王道的醍醐味をこれでもかと味わえる。
サスペンス系の名作映画のエッセンスがいくつも感じられる度、盛り上がりが止まらない。絶妙!

そしてチュ・ジフンが演じる、ユーモラスかつダンディな主人公かハマり役!
ドラマ『宮』や『魔王』といった名作ではクールなイケメンな印象が強かっただけに、このギャップがたまらない。なんか感慨深いものがあります。

Fan’s Voice試写にて
なつを

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