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「金日成の子どもたち」日本語のmhのレビュー・感想・評価

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北朝鮮側の朝鮮戦争の戦災孤児が、東側のヨーロッパ各地で一時期育てられていたという史実を追っかけるインタビュードキュメンタリー。
1951年に到着して7、8年後にはまた平壌へと戻っていたかれらを知るものを探し出して話を聞いている。
良くも悪くも内容はたったそれだけなので、90分にも満たない上映時間を長く感じる。
深読みすれば、
・共産国家が労働者の楽園としての夢をまだ見ていられたころの話。
・お年寄りたちが若き日を懐かしむノスタルジイを感じ取れる。
などのチャームポイントがあるにせよ、やっぱり、内容が薄いことは否めない。
命からがら脱北してきたとか、そういう要素があったら良かったのにと思った。
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