このレビューはネタバレを含みます
急に乗り移ったように笑顔で自分の顔を削って自殺する精神病患者を見たことで、時折幻覚のような、不可解な出来事が起こるようになる。
おもちゃ屋で買ったプレゼントを姉の息子にプレゼントするのだが、いつのまにかそれが行方不明になっていたペットの猫の死体に置き換わっていたり、、、それを機に周りの知り合いに、精神異常者として見られるようになるのだが、自分が自分でなくなっていく理不尽に襲いかかる恐怖と、周りの理解が全く得られない不安にこっちまで押しつぶされそうになる。
旦那がまったく聞く耳を持たないのがイライラする。ここまで妻に薄情になれるのか、、？？
最後は幻覚を引き起こす正体のようなものが実像として現れるのだが、実像が見えたことで怖さが薄れる。出どころが分からない正体不明の恐怖が1番怖い。
自殺を見た者にこの症状は乗り移っていくのだが、最後は1番話を親身に聞いてくれて、助けに来てくれた男友達が主人公の自殺を目撃してしまう、、、、
