第35回東京国際映画祭
コンペティション部門『エゴイスト』
高山真の自伝的小説を主演・鈴木亮平×共演・宮沢氷魚で映画化
愛がエゴなのか、はたまたエゴが愛なのかといったテーマは昔から問われている…
性別とか年齢、関係なく、お金じゃ買えないような幸せに出会えてる2人はものすごく幸せだなと感じてしまった。
また、お母さんの器の広さから言葉ひとつひとつが優しくて温かくて最後の鈴木亮平との会話は、親子…
もっと同性愛故のしんどさの話かと思ったら、人を深く愛することのできる人生の尊さを描いた映画だった。誰かを本当に心から情熱的に愛して尽くせるって才能というか奇跡というか、稀有なことだよね。だからそんな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
鈴木亮平の所作に感心して見とれているうちにどんどん引き込まれてしまった。
口調だったりちょっとした指使いまでそれを感じさせるものすごさ。
愛しい人を亡くした者同士でしか分かり合えない、慰め合えない…
いい映画だった。
なんだろう、この気持ちは。
まるでフランス映画を観た後のような「解釈は各々勝手にどうぞ」って放り投げられたような。
釈然としないところもあるけど、私なりに解釈しよう。
これは紛れ…
このレビューはネタバレを含みます
鈴木亮平の演技が素晴らしい。
龍太に向ける愛情や、居なくなってからの喪失感、お母さんに迷ったが結局高いフルーツを買ってあげるシーンや、生活費のお金を受け取ってほしいと断られても懇願するシーン、眉毛…
© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会