MONDAYS／このタイムループ、上司に気づかせないと終わらないのわわうのネタバレレビュー・内容・結末

普段はあまり見ないタイプの邦画だけど、面白そうだったので珍しく見てみた。
笑ったー。みっタブ笑

主人公が勤めている会社はブラック広告代理店って感じで、そこでの悪夢のような一週間をタイムループしてる様子は、なんだか見てるだけで疲れる笑
まず「さきのですーー」の言い方、むかつくーー笑

タイムループに気づいた人が周りに伝えていって、原因を探りつつなんとかループを終わらせようとみんなでがんばる…というお話。ちょっと寄り道しつつも、判明した原因は部長の若い頃の心残りだった。
そして意外と深い部長の漫画…。
結果として連載とか漫画家デビューとかそういう展開に繋がらなかったときの、窓が映って…また鳩が…？という、ところまんまとヒヤヒヤした笑　むしろ、漫画家デビュー！とかよりもしみじみよかったね。と思えた。
みんな生きてるから言い方変だけど、ちゃんと成仏できたんだね、って思った。
最終的に、上司に気づかせるのは諦めて心残りを成仏させることに集中してたから「上司に気づかせないと終わらない」…ってサブタイトルだったけど、結果的に気づいてなくてもいけたみたい。

主人公が今週はあきらめようって言うシーンを見てて、もしループしてない現実なら、すべての瞬間、誰かに何かを伝えるときにどんな態度でどんな言葉を選ぶかとかで色んなことが決まっていって、それは一度きりなんだよなー、とか当たり前のことを考えたりした。
そう思うとループしてない現実って大変すぎて、ループして何度もチャンスがある方が良さそうに思えてきたりもして。。怠惰…笑
ただまぁ何度もあるって言っても、繰り返す1日ならまだがんばれちゃうかもしれないけど、1週間ってのが絶妙に無理だよな、ちょうどツラい……。ついでに炭酸味噌汁も絶妙に不味そう…。

夕日を背に横並びで歩いてくるところとか、なかなかくだらないシーンもあって笑っちゃう。その一方で、憧れのデザイン事務所の人たち様子を見る場面では、どんなにキラキラしてても仲間を大事にしない人の仲間にはなりたくないなってしみじみ思ったし、地味でも納得できる人生が良いよなって思ったり、見終わるとなんだかんだ満足感があってなかなか良かった。