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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいのaのレビュー・感想・評価

3.7
ぬいぐるみに語りかける形を取ることで、自分と対話することができるのは何となく思っていたけれど、
自分の辛い思いを伝えることで聞いている人を傷つけてしまうから、ぬいぐるみに話しかけるというところまでの発想はなかった。
その目線感での優しさはこの作品で具現化されて初めて気づきました。

確かに、それほどの優しさを持った人は、人に直接言葉を投げることができないから、危なっかしい。
かといって、誰にも話さないのは精神衛生上良くないので、ぬいぐるみに吸収してもらうのは必要な行為。

落ち込みたい人が落ち込める、ぬいサーでは、危なっかしい世界を踏みとどめてくれる白城さんのような人が必要とも思いました。
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