しろめ

ボーンズ アンド オールのしろめのレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
3.5
障害などのマイノリティ要素が人喰いのメタファーとして表現されてると聞きつけ、集中して観ようと思ったものの、ホラー部分に気を取られ過ぎて最後までなかなか集中できなかったのが悔やまれる。

期待していたクィア要素の部分だけれど、ゲイ、というか独身男性を狙って人喰いをするリーに「ジェフリー・ダーマーの物語ですか?」と感じてしまった。

大好きな“We Are Who We Are”の延長線上でグァダニーノ監督に全信頼を置いて観たんだけれど、自分的にあまり印象に残らなかった作品かもしれない‥。

あと、ティモシーの陰に隠れがちであまり話題になってないような気がするんだけど、テイラー・ラッセルの演技すごいよ。

※2/28 追記
「君の名前で僕を呼んで」や「僕らのままで」でのグァダニーノ監督に全信頼を置いて観るもあまりピンと来なかったけど、この容易に理解/消費させない感じがルカグァダニーノ作品の真髄なのかなぁと思いました。
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