このレビューはネタバレを含みます
商売も夫婦生活も停滞した夫婦が活路を見出したのがなんと人肉販売!しかもそのターゲットはビーガン思想の過激活動家。ブッチャーVSビーガン先ずこの対決構造が面白い。
ビーガンズハムの味に魅了され、原材料の仕入れに最初は戸惑うが回を重ねるごとに大胆に、果ては娘の彼氏まで美味しそうな原材料に見え出して、剥き出しの欲望に駆られた妻の変貌ぶりに旦那を目の当たりにして理性を取り戻す。
ビーガンの偏狭的な考えをおちょくった映画かと思いきや、後半になり実はこれ肉食ってると人間凶暴になるよって肉食に対する痛烈な批判なのか?とも思っちゃいましたね!
まぁ監督の意図は何処にあるにしろ、楽しい今年1番のブラックコメディでした。