このレビューはネタバレを含みます
恋愛と結婚。もうこれ永遠のテーマなんだよね。麦君が言い争いの末、苦肉の策みたいな感じでじゃぁ結婚しようってなって、彼女がそれってプロポーズ？何か思ってたのと違ったって所が、一番の共感ポイントだったね。
曲がりなりにも結婚して子供も巣立ち、嫁に恋愛感情なんてとうの昔に無くしちゃってるけど、麦くんみたいな最低のプロポーズで結婚はお互い決意しなかった。同棲もしなかったからこれからの楽しみな事がたくさん待ってた。恋愛には賞味期限がある。劇中で言ってた。確かにそう。花束もやがて枯れるしね。別れ話をしている近くの席に初々しいカップルが現れる。かつての自分達を重ね合わせ2人静かに啜り泣く。あのシーンは中々だった。 その後部屋を出るまでの準備期間でお互い気持ちの整理がつき花が萎れていくように穏やかな終わりを迎えた。 ハッピーエンドとは言えないが、まぁまぁなエンディング。恋愛観に関しては色々言いたい事もあったが映画としては良かったかな
