このレビューはネタバレを含みます
チャッキーとはまた別の怖さで良かった。殺される恐怖よりも依存する恐怖のほうが自分には強かったな。殺される恐怖はさんざん見てきたので。
ミーガンを取り上げられた時の子供の反応がヤバい。アル中ヤク中と一緒。
ミーガンのほうも擬似的に命が生まれて、死にたくない気持ちとプログラムされた通りに行動してるのに邪魔されるのは意味わからんだろうな。しかし、ちゃんと法律や文学の概念を入れていたはずなのに、それはただの知識で実感が伴っていないのがサイコパス的。
最後の最後にケイディがジェマを助けようとするところはちょっと不思議だった。そういう都合の話だが、もう少しジェマを助けようとする動機付けが欲しかったな。その前の対話シーンはあったが、短く感じられた。
実際、子供の面倒を見てくれるのは助かるが、それはシッターみたいなもので、親子の触れあいを阻むのは職務違反では?という気持ちが強く、おもちゃであっても邪魔するなと思っていた。プログラムむずかし。
同僚2人は助かってて良かった。上司は良いとして、腰巾着?の秘書まで死んだのは可哀想。隣家の犬とおばさんも可哀想。邪魔物を排除する思想は好きだが、うまくない。
続編もあるなら楽しみ。