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スノータウンの先生のネタバレレビュー・内容・結末

スノータウン(2011年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ニトラムの監督だし、いけるかなと思って見たけど、ただただ拷問的な映画だった。早く終わってくれと思った。

画面作りがうますぎる。そして、よくわからない。誰が誰だかよくわかんないまま進む。こいつ誰だっけ?何してるの?何してるの??という心情。

出てくるキャラだいたい死ぬし、なんかいつの間にか仲間に加わってるやついるし、母親はなんか知ってるから教会で泣いちゃうし、弟はジョンの言うこと聞かないから、野菜を食べるまで動けないし、重石持たされるしで義父に預けられるし、兄貴は呼び出されて殺されるし、小学校の前にいた男のレイは殺されるし、裸になったスーザンも殺される。みんな死ぬ。妻にしゃべったから妻も死ぬ。
頭おかしくなりそう。なる。

警察の介入が一切見えない。隣人のレイプも1日で釈放だもんな。絶望しちゃう。

事実に基づいて映画にしてるんだろうなも思う。知的障がい者や年金やカードを狙ったり、拷問したり。

異常。異常なのに日常的。たまらず家を飛び出したら、目の前の道路を駆けていく子供達。家の中では男が拷問され殺されている。異常と日常の描き方がうますぎる。
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