かー

イヴの総てのかーのレビュー・感想・評価

イヴの総て(1950年製作の映画)
4.3
シンデレラ的な、いじめられてもピュアな心で結局みんなに好かれて活躍する人の話かと思って食いついて観ていたら、女がのし上がる話でより一層おもしろかった。(最初から、もしかして全部ウソでは…?とチラッと思ったものの中盤までそんなことを忘れるピュア演技うまかった)
観たことないけど、ガラスの仮面とかもこんな感じなのかな。ていうかここまで気持ちよくおもしろく作品にできるのすごいけど、実際にこういう人ってどんな業界にもいるだろうし、最後の表彰式での周りの盛り上がりと裏腹に関係者の沈んだ顔は一緒に働くたちとの人間関係の中でのすごくリアルな瞬間で、しがない会社員の私もすごく共感した。往々にして、仕事できる≠いい人 ってとこある。そうなれんのも才能だよな。
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