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花咲ける騎士道のセレクトのレビュー・感想・評価

花咲ける騎士道(1952年製作の映画)
3.9
ブルボン朝のルイ15世時代の剣戟映画。

カメラワークがすごく綺麗だったなぁ。格式高いブルボン王朝でありながら、コメディ風に描かれている。当時のスター、ジェラールフィリップのファンファンがちょっとちゃめっ気があって、これぞスーパースターのような清々しさがあった。ヒロインのジーナ・ロロブリジーダのアドリーヌも美しく、ルイ15世を平手打ちにしたシーンはスカッとした。

剣戟としてはやや迫力に欠けるところはあるが、馬で追いかけるシーンは迫力があった。三人が馬に飛び乗るシーンで掛かる安っぽいSEには笑ってしまった。
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