ブルボン朝のルイ15世時代の剣戟映画。
カメラワークがすごく綺麗だったなぁ。格式高いブルボン王朝でありながら、コメディ風に描かれている。当時のスター、ジェラールフィリップのファンファンがちょっとちゃめっ気があって、これぞスーパースターのような清々しさがあった。ヒロインのジーナ・ロロブリジーダのアドリーヌも美しく、ルイ15世を平手打ちにしたシーンはスカッとした。
剣戟としてはやや迫力に欠けるところはあるが、馬で追いかけるシーンは迫力があった。三人が馬に飛び乗るシーンで掛かる安っぽいSEには笑ってしまった。