このレビューはネタバレを含みます
はじめてのゴジラ。
情報を処理し切れずに興奮して☆5を付けてしまった….
🚃
とにかく怖くて怖くて・・こんなに怖いの、ゴジラって。
何かが美化されてる気がしてたけど、そもそもゴジラはどこかの星から来るものだと思っていたし、再生するということも、放射能帯びてるってことも、背中のギザギザもなんなのか私はわからない。
目的も何を捕食してるのかもわからない・・
わからないだらけで心臓バクバク。気付いたら何回か口開けてたし、エンディングの足音にまでビクビクしていた。
日比谷で観ることが多いのでゴジラは視界に入ってたはずなのに、TOHOのゆるキャラ的認識しかしていなかったよ・・
映画館へ向かう道の帝劇とか和光が破壊されるわかりやすさに加え、到底抗いようのない猛威、自然災害、戦争、システムに巻き込まれるそれ。
あとゴジラの目線、牙、ビジュアルが単純に怖い。
そこに聞いたことあるテーマソングが流れだして(若干ストーリーと合ってない気がしたけど)興奮してしまいました。
ストーリー無視のゴジラ怖さに☆5
なので下記はもう蛇足。
■ノリコの生命力がすごすぎるのはエンタメならでは?
■「ジュラ紀の恐竜が海底で人知れず暮らしてたのに水爆実験によって巨大化し住処を奪われ大暴れしてる話」だったのは後で調べて知ったこと。
■頭脳戦というより勝因はゴジラの知能が低いせいかな?
■元特攻兵の贖罪とかPTSD、震電(架空の戦闘機かと思ったら実在してた!)の登場はエモを感じるけど少々重いというか。
機雷の掃除のあたりから、情報操作はお家芸、我々に決める権利はない、などなどのセリフにはちょっとクサみ感じた。
まるで夢の国にはじめて行った帰り道にお財布が空っぽになったのに気づくみたいな気分(?)