このレビューはネタバレを含みます
ついに灰原の正体が黒の組織にバレちまったよ回
これまで追ってきたコナン映画の中で一番好きな作品
なんやかんや、劇場版やしどうせ助かるんでしょ? というどこか安心感のあったこれまでの日常が崩壊。
原作でもいつか訪れる、別れの時がついにきてしまったのではないか、という危機感に襲われ目が離せなくなる
黒の組織に捕まった灰原を取り戻すために珍しく冷静さを欠くコナン、本気の阿笠博士の姿を見て胸が熱くなる。
そして今回の灰原は名言のオンパレード。
「待たせるの好きよね、新一くん」
散々コナンに色々と手伝わされた彼女だからこそのセリフと、初の新一呼びに大歓喜
そして怒涛のクライマックス
私にはもう帰る場所はどこにもないの
あなたといられるのはこれが最後
バイバイだね、江戸川コナンくん
からの キミがいれば が流れるタイミングが素晴らしい。泣ける
元は死ぬために薬を服用し、希死念慮のあった彼女があんな切ない声でバイバイを言うのがヤバすぎる。泣いちゃうよ
ゆっくり浮上しながら、キスしちゃったことを振り返る灰原が可愛い ほんまに
キスを蘭に返すのも、灰原らしいアンサーで素晴らしい
そしてなぜベルモットが助けてくれたのか、その伏線の回収の仕方もお見事。ネイルがよく出るとは思ったけど、そういうことかよ…うますぎる。
コナン映画は今が1番面白いぞ!!!!!!!