Taul

釣鐘草のTaulのレビュー・感想・評価

釣鐘草(1940年製作の映画)
2.0
国立映画アーカイブ 生誕100年 高峰秀子。『姉の出征』と『釣鐘草』を初鑑賞。どちらも1940年製作で16歳、明るく健気な少女を演じる。戦争の時代、特に前者はプロパガンダ色が強いが、耐え忍び泣かせという時、観客に見事に訴える主人公としての演技の安定感。当時の人はそれを見に行ったのだろうし。

『釣鐘草』原作:吉屋信子、監督:石田民三。高峰秀子は責任感の強い姉で、川を渡るシーンが彼岸と此岸を表す。その健気さに心打たれ、クライマックスには泣かされる。
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