君たちはどう生きるかのkikuのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023)
美術がすばらしかった。宮崎アニメらしくない絵と、また極端にやってんなぁと言いたくなる、宮崎アニメの両方。過去作を思い出すパーツが散りばめられて集大成感は有るけど、正直、これで終わりで良いのか？と言う気分。
プロダクションIG、ポノック、カラー、地図、ufotable、4℃とか、有名なスタジオが協力しているので、このシーンはあのスタジオ？とか思ったし、最初から宮崎アニメぽくないなぁ、ジブリぽくないなぁという絵が多かった。次の世代にバトン渡すみたいな感じ？
後半の展開は好き。アート映画ぽい感じ？ドゥニ・ヴィルヌーヴみたいなSFな感じは楽しかった。三角形の廊下とか、ガラ～ンとした創造主の部屋みたいなの。
好きだけども、スカッとしない何とも言えない感じ。これも有りなのかな・・
やっぱ、これが最後じゃなくて、スカッとするような漫画映画を期待してしまうのはダメなのかな・・こういう考えは古いのか？アニメーションは子供を興奮させてなんぼじゃないかと思う。子供だましとかじゃ無くて。劇場には子供連れが多かったし、あの子達はどう思ったか。