王冠と霜月いつか

「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里への王冠と霜月いつかのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

『こっからは、ド派手に行くぜ!』

スコアの付け方が難しい作品。

映画館で観ても観なくてもどちらでも良いと思います。

起承転結が物語の基本だとしたら、遊廓編の結=クライマックスで盛り上がって感動して、それで終わらずに、刀鍛冶の里編の起で新章突入で鬼滅の刃の独特のコメディタッチのしんどさを乗り越えて(笑) ようやく期待が高まり始める所でブツッと「首」を切られる感じで終了。まあ、事前に予想は付いていましたがモヤモヤはしっかり残りました。

私は、
原作は読了(1回のみ)
かまぼこ権八郎立志編鑑賞済
無限列車編鑑賞済
映画無限列車編鑑賞済
遊廓編1話から9話まで鑑賞済で今作に挑みました。(因みに、推しは、上弦の参:猗窩座)
なので、前半の遊廓編のクライマックスが凄く楽しめたんですが、もし、遊廓編を全く未見で行ってしまうと、無限列車編の様に親切設計ではないので、かなり厳しいでしょう。

ジョジョのアニメと違ってかなり予算も潤沢なので非常に作画のクオリティが高くそれだけで楽しめるのですが、拍子抜けした分、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎の感動的なエピソードも、取って付けた感がし始めるし、禰豆子の回復能力もご都合主義的過ぎるしと気になる点が続々と(笑)

楽しんで鑑賞された方も沢山いらっしゃるのでしょうが、これは映画と呼んで良いのでしょうか?
正直、疑問が残りました。