新作は信が王騎の所で修行する話かと思ってたら違ってた。荒くれ者の溜まる地域を自力で治めるとかいうプレ修行に行かされたくだりはすでに終わっており、次は王騎の元での本修行という段取り。
前半は嬴政が昔、闇商人の紫夏の助力を得て趙を脱出し秦へ向かった道中のストーリーををメインに。後半は馬陽にて趙の軍隊を率いる馮忌将軍の首を目指して信の百人隊が特攻をかけるストーリー。嬴政の過去語りが後半の内容と直接関係がないので、ふたつの話をひとつの映画にしただけという構成。後半のラストも馮忌の首を取ることはできたが、新たに武神と言われる滅茶苦茶強い男が登場し、今回はここまで。続きものが悪いとは言わないけど、なんだかスッキリしない。
少年が成長していく王道のストーリーラインなので安心感はあるが、どこかで見たことあるような感じのシーンが続くので少々退屈。お金をだいぶかけてそうな戦闘シーンも見続けていれば飽きるしアクションもそんなに変わり映えしないものだった。キャストがまたテレビや映画でよく見る人たちでまた出てる…などと思ってしまう。あと印象に残ったのは小栗旬の衣装かな。イタリアから来たのかと思った。何事。
