このレビューはネタバレを含みます
監督、脚本: 上西雄大
中盤まで暴力を描き抜くレベルが韓国映画並みだった。
共感とか同情を請わない、日本人には珍しい覚悟だなぁと思って観てたら、
暴力や怒りで満たされてるくず男金田が自分と同じ境遇…
少女を虐待から救った人間のクズの物語。
思ったよりいい映画だったなぁ。
所々ジーンとくるシーンがあって感動した。
虐待のシーンは死ぬほど辛いしリアルで嫌だった。子宮に沈めるを思い出したなぁ。
…
ここまでしないと虐待児は救えないのかと思うと、家庭内の問題は本当に根深く難しい問題だと感じた。だもん未だに亡くなるニュースが無くならない訳だ。
アイスの話は本当にしょーもない母親だなって思わされる…
💥雰囲気は「息もできない」💥
70年代を思わせる舞台設定、
粗っぽい映像、演技、
そしてベタベタなストーリー展開。
なのに引き込まれる世界観。
これって、力技?って思ったけど、
そんなこと…
なんか知らんけど…ところどころ泣けたのだが……でもラストの最後の最後は好みじゃなかった。
虐待シーンは辛すぎた。
こんな思いをしている子どもたちが現実にいるけど、泥棒のおじさんが来ることはまずない…
ただただ凄かった…感動した。
虐待という重い内容なのに、ユーモアで笑わせてくれた。後味も悪くなくて、感動した。何もかもが素晴らしいとしか言いようがなかった。刺さった刺さった
主人公が監督なのか!と…