これは以前レンタル屋さんで準新作セールの時に見かけて、借りようか迷った作品。MEGUMIさんが出ているということ、あと、韓国の方なのかな？みたいな女の子がジャケットに写っていたような気がします。日韓合作なのかな…？と思ったら、違いました。海外の方が監督・脚本を務めていますが、演者さんと制作は日本です。
子どもを殺された夫妻が、犯人である子どもの同級生(服役中)の保釈を巡る裁判に証人として立つという話です。
一言で言うと、何かが惜しい…
構成の問題なのかな？
キーになる事が割と早い段階から差し込まれてくるので、そこをメインに持って来ても「そうだよね…。。」ってなってしまった感じが。
テーマはめちゃくちゃいいと思うんですが…
あと、主演の男性の話し方がちょっと独特で、これまた外国の方が日本語を話すときのような、少しイントネーションに違和感のある感じで、そこが終始気になりました。
MEGUMIさんがわりとナチュラルに話されるので、余計対照的だった。
でも、このお2人と犯人の女の子、その三者三様の雰囲気が無国籍感を漂わせるのに成功はしていると思う。
真矢ミキさんはいかにも真矢ミキさんで、そこはとてもよかった。
あと、今の旦那さん役が藤森慎吾さんで、意外とよかったです。
MEGUMIさんは確か藤井道人監督の会社（BABEL LABEL）にプロデューサーとして参加されていると思うのですが、そういう感じから言っても、わりとやり手というか、エッジの効いた作品に積極的に関わられている印象があります。本作も成り立ちというか作品の経緯に何か惹かれるものがあったのかな…と思ったのですが、監督が新進気鋭の方だったのかな？ちょっと調べてみたら、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭でノミネートされた、アニメーターとしても活躍するインド出身の方だそうです。
