好みの怖さでした。ずっと不穏で嫌な予感があって程よいストレスと不安を感じることができた。
家主の親子、最初から怪しすぎたけど本当に家主で拍子抜けした。危機的状況に陥っていると何もかもが怪しく見えてしまうものですね。
次々と起こる奇怪な現象（座礁するタンカー、集合する鹿、抜ける歯、ポルトガル語でまくしたてる女性など）の発端は最後あたりに家主が言っていた予測（ほぼ事実？）ってことでいいのでしょうか。
家主の友人が言っていた「この国は敵が多い」というセリフがそれなすぎて、アメリカの敵国が一丸となってアメリカ崩壊に向けて動いたのかと思ったけどそれは違うっぽいですね。
ごめんでも犯人はだれ？アメリカ政府の崩壊を目論むアメリカ人？（グループ？）理解できませんでした…
カメラワークがけっこう遊んでいて、個人的にはたのしかった。
タンカーが座礁するシーンとてもよかった。すごく怖かった。
終わり方も好きだった。みんな死ぬんだろうから、ちょっとだけハッピーだった。
