このレビューはネタバレを含みます
離ればなれになってから12年後に連絡を再び取り合い、お互いに会えるチャンスがあったはずなのに結局どちらも会いに行こうとしなかったのがファイナルアンサーだったんだと思うよ。
なのに、そのまた12年後、しかも既婚者のノラにわざわざNYまで会いに行くヘソンの自己中心的な振る舞いはちょっと許せなかったな。最後のシーンで、縁があったら後世で…みたいな話も、そりゃ「わかんない」ってノラも言うよ。
結局、お前はどうしたいんだよって、ヘソンには本当にイライラさせられた。何が縁だ、イニョンだ。周りを自分の都合で振り回してるんじゃねえよ。ノラは結婚してNYで必死に生きてるんだよ。お前の美化された思い出には付き合いきれねえんだよ。
最後、ノラがきちんと自分の夫のところに戻ってくれてホッとした。じゃなければ、砂をかけたいくらい最悪な映画になっていたところである。
