このレビューはネタバレを含みます
いや、死なんでもええやん……とは思った
死ぬ方が思ってたのと逆で、それによって昔の不吉な予言が逆転するという意味でもそんなに強い絆だったのになぜ今連絡をとれていないのかという理由付けの意味でもこの終わり方なら綺麗にいく、という理屈はわかりますが……
友情ということで話が進んでいくんだけどだいぶ恋愛に近い愛情もあるようなクィアな関係性だと認識してこの映画をみてたんですけど
クィアなキャラクターは不幸になりがちだしクィアな関係性は辛い結末を生みがちだというのがあるあるになりすぎて嫌だ、という批判をよく目にする中でどうしてもこれもその系譜だ…と思ってしまうのよな
親や異性の恋人よりも愛している女友達にその事実を伝えてしまったことによって運命の歯車が動きだして、それは悪い方向で、死んでしまった…ようにみえる
「女友達」の線を越えたら死んでしまった、みたいな……
そのあたりは、うーんとはなりますがキム・ダミの演技は良かった
最後にうーんとなったけど途中で良いシーンはいろいろありました
あとジヌ役のピョン・ウソクはどことなく高倉健に似てるな、と思ったけど、私の「〇〇に似てるな」はあまり共感されたことがないのでなんともいえません
