Shun

ロ・ギワンのShunのネタバレレビュー・内容・結末

ロ・ギワン(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく見え始めたら意外と良かった(前半までは…)

Netflixで追加されたばかりだったので鑑賞。

難民ではないけど、自分自身も海外で永住権取得を目指してたから、海外で生活権を得るまでの大変さはよく理解できたし、同じ国同士で助け合う様子もある程度のリアリティを感じた。

だけど…、後半でようやく難民認定されそうになるのになんで彼女を優先したんだろうか。

⚫︎良かったところ

俳優さん達の演技が素晴らしい

エンタメ作品としてみればそれなりに面白い

北朝鮮や難民について考える機会になる

⚫︎悪かったところ

せっかく社会的なテーマの作品なのに変にすっきりしない終わり方(メインテーマとして言いたい事がなんなのかわからない)

割と長いし設定にちょっと無理があるところも多い、闇賭博のとことか

難民や脱北についての前提知識がないと没入感が薄い(そう思える人は幸せなんだけど)


⚫︎結論

母親の遺体まで売って脱北したから、きっと脱北の辛さや難民として異国で暮らす大変さを描くことで、平和のありがたさを再認識する趣旨の映画かと思いきや、、、単なる美男美女のラブストーリーだったのねという印象だった。
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