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ウルトラQ 五郎とゴローのnori007のレビュー・感想・評価

ウルトラQ 五郎とゴロー(1990年製作の映画)
3.6
ウルトラQ、第二話のテレビのブローアップ版なのだが、劇場で公開されたんですかね?

30分のTVシリーズだと言うのにやたらとクオリティが高い。ケーブルカーでのオープニングアクトがあったり、ヘリが登場したり、後半では町並みも再現されパトカーも破壊される。しかもモノクロだと本物らしく映るのも素晴らしい。

巨大な猿が登場するという、要はキングコングのような話なのだが、実は人間と怪獣の心のつながりが描かれるのだ。これは第20話「海底原人ラゴン」でも共通しており、2017年のアカデミー賞を取った「シェイプ・オブ・ウォーター」で描きたかった事をすでに50年近く前に作られていたことになる。なんという先見性だろうか。

ヒロインの桜井浩子さんは、とても綺麗で若々しいのだが、イベントで見た現在では人の話を聞かないやたらと口うるさいおばさんになってたのは、軽くショックであった。w
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